慢性疼痛疾患管理料
こんな加算があることを知りました。
「変形性膝関節症、筋筋膜性腰痛症等の疼痛を主病とし、疼痛による運動制限を改善する等の目的でマッサージ又は器具等による療法を行った場合に算定することができる」
これで130点=1300円の加算が月1回とれます。
この場合外来管理加算52点は算定できません。
痛みがあればなんでもいいみたいなので、整形外科に通院している患者はみな適応してもよさそうです。
とあるバイト先で考えると土曜日だけでも一月あたり40人くらいは該当しそう
となると5万円の収入アップになります。
開業医ならこういう加算にも敏感になっていかないといけないですね。
死亡宣告のときに掛けるいい言葉
m3のこのスレッドからいいセリフを抜粋します。
かんたんなバージョンとしては
「心臓が止まって瞳孔も開いています。この時刻をもってご臨終です。(一礼)」
長めバージョンとしては
「只今から最後の診察をさせていただきます」
(聴診・対光反射消失確認)
「残念ですがご臨終です。◯時◯分です。お悔やみ申し上げます(or 力及ばず申し訳ございません)」
「それではしっかりとお別れをしてください。その後、お帰りになるお支度を整えますね。」 (一礼)」
この2つが目に止まりました。
当直バイトだと初めて会う人、家族に死亡宣告をするわけですので、どういった言葉をかけるか悩みます。
無難な言葉でだれも傷つかないのは上のような言葉ではないでしょうか
時刻確認に家族さんの時計を利用させていただくのもいいアイデアと思います。
長年主治医として関わっていればまた別ですが、当直バイトでは一発限りではなかなか難しいですね。
その人の最後の瞬間ですので大事にしてあげたいとおもいます
おすすめの本 #9(ナンバーナイン)
一生、手放せない絵。
一生、忘れない恋。
東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海へ渡る。まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。未来は幸せなものかと思われたが--。上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。
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インテリアアートの店で働く女性が、ある日立ち寄った宝石屋で1人の男性と出会い、上海での恋愛(?)に発展していく物語です。
Amazonでの評価がかなり高かったのですが、私には作者が何を伝えたかったのかが分からず肩透かしを食らってしまいました。。
主人公が全てにおいて直感型で、見切り発車で行動して話が進んでいくところが私と合わなかったのかもしれません。笑
ただ、小説の舞台である上海の街並みや風景、生活感の描き方はとても素晴らしく、文章を読んでいるだけでその街の雰囲気や匂いまで感じ取れるような作品です。自分自身も上海のその場にいるようなリアル感を感じることが出来たので、その点においてとても満足です。
また、話の中にいろいろなジャンルの美術品が出て来ますので、普段から美術展が好き、という方も楽しめるのではないでしょうか。
中国の街並みが綺麗で力強く、そしてどこか切なく描かれているので、旅行気分を味わいたい方におすすめです。