医局って怖いね
ちょっと前のニュースですが、滋賀医科大学と京都府立医科大学の医局の対立のようですね。
医局として大きな病院を持っておきたいというのはそうなのでしょうが、そのために異動させられる医局員がかわいそうです。
そもそもこういう公立病院のトップは医局で活躍してきた医局員の最後の就職先となることが多いです。ここで院長や副院長、部長などのポストを得てのほほんとする、それが医局員の最後の姿なので、経営や人事のことなんて全く知らない人がトップになり経営を動かしていったりするわけなんですね。
もちろん法律の知識もあまりない。いままでやってきたことが当たり前でこの世の中のルールだと思っている、そういう人たちがトップなので下がかわいそうなのです。
じゃあ誰がトップになるんだと言われたらそれも難しい。
そこそこに医学知識があって地域の特殊性とその病院にいる医者や設備でできることを理解していなければならない。そんな人はやっぱり医者になってしまう。医者の中でも年下が運営するわけには行かないから結局こういう人事になる。
ということは同じことが繰り返されていくということだと思います。
自分の身は自分で守る。そういった気持ちで行動していこう